今さらですが、先日でたGo言語についてコメントしてみる。ちなみにまだ言語資料を直接読んだわけではないです。
Goチームは、コンピュータ科学はこの10年で大きく進歩したにもかかわらず、その間新たなシステム言語は登場しておらず、コンピュータの速度にソフトウェア開発がついていっていないと考えており、こうした状況の打開を試みるためにGoを開発したとしている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/11/news041.html
「システム言語」という言葉を使っている。
システム言語とは、UnixのようなOSと話すとき(システムコール)に使われる言語という意味だろうか。
さすが企業だけであって、事業の収益性もちゃんと考えている。
本質と実際のギャップを探すのがうまいな。
P.F.ドラッガーもご満悦だろう(笑)
となると、Go言語は、Ruby、Python、Scala、Javaとはライバルでなく、C、C++がライバルであり、取って代わる可能性があるのだ。市場の見つけ方がうまいなぁ。
Scalaは現時点でもっとも優れた言語と言われているらしいですが、メジャーになるには、数あるライバルに勝つ必要がある。
Go言語は、この分野で長年居座っているC、C++を時代とニーズにマッチした後発という強みでとって代わった際は、リターンが非常に大きい。今までC、C++が担当してきた市場はでかい。
そして、独自のOSを既に出しているGoogleだからこそ、この分野の言語でうまく行く可能性も高いと思う。
そのうち、独自のOSを、Go言語で書きかえるのだろうなと思う。
Googleはお金があってマーケティングうまいから、言語のよしあしは別にして、Go言語普及する気がする。
ゼロベースで考えたら、後発な分、きっとC、C++より今の時代にあっているのだろうし。
Go言語に興味が湧いてきました。
今度、処理系をインストールしてみよう。
Go言語の関連URL:
http://golang.org/
http://code.google.com
http://www.rubyist.net/~matz/20091113.html